「自分の写真が“ジブリ風”になったら、どんな感じだろう?」
そんな風に思ったことはありませんか?
最近、SNSを中心に「ChatGPTでジブリ風イラストを作れる!」という投稿が大きな話題を集めています。しかも、この機能、なんと無料版のChatGPTでも使えるんです。
では、どうやって作るのか?
本当に誰でも簡単にできるのか?
この記事では、初心者の方でもすぐに試せるように、「ChatGPTでジブリ風イラストを生成する方法」をわかりやすくご紹介します。
ChatGPTって、イラストも作れるの?
「ChatGPTって、文章を作るAIでしょ?」と思っている方も多いかもしれません。たしかに、以前は文章生成がメインでした。でも、2025年3月31日から、無料版ChatGPTでも画像生成機能が使えるようになったんです。
リリース直後の1週間で、世界中のユーザーによって生成された画像は、なんと7億枚以上!
それだけ多くの人が、この新機能を楽しんでいるというわけです。
無料でも「ジブリ風」にできるの?
はい、できます!
しかも、やり方はとってもシンプル。たとえば、自分で撮った風景写真や、自分のポートレート写真を使って「ジブリ風に加工して」と入力するだけで、数十秒〜数分後には、それっぽいイラストが画面に現れます。
「でも、どうやって操作するの?」と思った方のために、実際の手順をご紹介します。
【やってみよう】ChatGPTでジブリ風イラストを作る手順
ここでは、スマートフォンの「ChatGPT」アプリ(iPhone版)を使った手順をご説明します。※Androidやパソコンでも、ほぼ同じ操作が可能です。
- ChatGPTアプリを開く
無料版でもOK。アカウントにログインします。 - チャット画面を開く
いつもの会話画面が表示されます。 - 左下の「+」ボタンをタップ
画像を追加できるアイコンです。ここから、イラストに変換したい写真をアップロードします。 - 「ジブリ風に加工して」と入力
たとえば「この写真をジブリ風のイラストにしてください」といった指示を入力します。 - 数十秒〜数分待つ
画像生成には少し時間がかかることもあります。混雑時には10分以上かかる場合もありますが、気長に待ちましょう。 - 完成!ジブリ風イラストが表示される
完成した画像は、まるで映画のワンシーンのよう。思わず「うわっ、かわいい!」と声が出てしまうかもしれません。
✏️ 使える!おすすめのプロンプト例
シンプルな基本形
- 「この写真をジブリ風のイラストにしてください」
- 「ジブリ映画に登場しそうな雰囲気で、この画像を加工して」
これはベーシックな使い方。初めての方にもおすすめです。
少しこだわった表現にしたいとき
- 「この写真を、ジブリ映画の背景美術のような手描き風イラストに変えてください」
- 「やわらかい水彩タッチで、ジブリのようなノスタルジックな雰囲気にしてください」
- 「スタジオジブリ作品のような色づかいで、この風景をイラストにしてください」
ジブリ風の中でも、色味や質感、雰囲気を指定することで、より精度の高い変換が期待できます。
キャラクターが写っているとき(人物写真の場合)
- 「この人物を、スタジオジブリ風のキャラクターとして描いてください」
- 「となりのトトロやハウルの動く城のような世界観に合うキャラクターイラストにしてください」
- 「この子を、ジブリ映画の主人公風にデザインしてください。柔らかい線画と優しい色使いでお願いします」
人物写真に使う場合は、キャラクターっぽく変換するよう促すと、ジブリ風の女の子や男の子に仕上がることがあります。
高度なプロンプト(英語も混ぜると安定しやすい場合も)
場合によっては、プロンプトに英語を加えることでAIの認識精度が上がることもあります。
例:
- 「Please transform this image into a Ghibli-style illustration, with soft hand-drawn lines, warm lighting, and watercolor textures.」
- 「Create an image in the style of Studio Ghibli, inspired by movies like My Neighbor Totoro or Spirited Away, using this photo as a reference.」
英語プロンプトはやや上級者向けですが、試してみると驚くほどクオリティが上がることもあります。
🔍補足:プロンプトの工夫で変わること
- 「どのジブリ作品っぽくしたいか」を入れると、雰囲気が変わる(例:「魔女の宅急便風」「もののけ姫風」)
- 色彩や質感(「やわらかい水彩」「にじむような色合い」「手描き風」など)を指定すると、より自然な仕上がりに
- 人物だけでなく、「空」「森」「家」など背景要素にも注目して書くと、世界観が深まる
注意点もあるよ!使う前に知っておきたいこと
- 1日3枚までの制限あり(無料版)
無料ユーザーは、1日に生成できる画像が3枚までとなっています。「もっと試したい!」という方は、有料プラン(ChatGPT Plus)を検討してみるのもいいかもしれません。
- 著作権や商用利用には注意
生成された画像は個人で楽しむ分には問題ありませんが、「ジブリ風」というスタイルはあくまで“似ている”ものであり、スタジオジブリとは無関係です。商用利用や公開の際は、トラブルにならないよう慎重に。
- 写真によっては仕上がりに差が出る
顔がよく見えるポートレートや、背景に特徴がある写真の方が、より「ジブリっぽさ」が出やすい印象です。試行錯誤してみましょう。
実際に作ってみた感想は…?
筆者も実際に、自宅のベランダから撮った風景を使ってジブリ風イラストを作ってみました。すると、何気ない風景がまるでトトロや魔女の宅急便に出てきそうな一枚絵に大変身。
「これは、ちょっと感動する…」
自分の生活に、ほんの少し“物語の魔法”をかけてくれる。そんな体験が、スマホ一つでできてしまうのです。


まとめ:ジブリの世界が、あなたの手の中に。
AIと聞くと、どこか難しそうな印象を持ってしまいがち。でも、ChatGPTを使えば、たった一言で、あなたの写真が「ジブリ風」の世界に変わります。
・無料で
・簡単に
・楽しく
そんな体験ができる時代が、もう来ているんです。
ぜひあなたも、ChatGPTで“あなただけのジブリ風イラスト”を作ってみてはいかがでしょうか?