「投資って、やっぱりお金持ちだけのものなんでしょうか?」
そんなふうに感じている方、多いのではないでしょうか。
ですが実は、10万円以下の少額からでも、しっかりと利益を出している“優良企業”に投資できるんです。
今こそ、初めての株式投資を始めるチャンスかもしれません。
今回は、「10万円以下で買える、連続増益かつ低PERの日本株」に注目して、厳選した10社をご紹介します。
どうして「連続増益&低PER」に注目するの?
まず、「連続増益」とは、企業の経常利益が2期以上にわたって増え続けていることを意味します。これは企業の収益力が安定して伸びている証拠。
景気に左右されにくいビジネスモデルを持っている企業も多く、投資先として安心感があります。
一方、「PER(株価収益率)」は、株価が企業の利益に対して割高か割安かを判断する指標です。
PERが低ければ、“割安で買える”可能性があるということ。今回の基準では、PERが11倍未満の銘柄に絞りました。
10万円以下で買える!注目の10銘柄
以下は、2025年6月時点で「最低投資金額が10万円以下」「2期以上連続増益」「PER11倍未満」を満たす、注目すべき10社です。
① Dmミックス(7354)|最低投資金額:約24,500円
広告や販促支援を手がける企業。成長率はなんと25.8%と高く、PERも10.3倍と割安感あり。数万円から始められるのが魅力です。
② アイフル(8515)|約41,200円
消費者金融でおなじみの企業。安定した利益と8.3倍の低PERで、意外と堅実な一面が光ります。配当も期待できる注目株。
③ ヤマダホールディングス(9831)|約43,510円
家電量販店大手。景気に左右されにくく、堅実な経営で知られています。増益率7.2%、PERは10.9倍。配当利回りも高めです。
④ 池田泉州ホールディングス(8714)|約52,700円
大阪・関西圏を地盤とする地方銀行。地銀再編の波にも乗りつつあり、3期連続増益が魅力です。
⑤ トモニホールディングス(8600)|約53,700円
四国・関西を中心とした地方金融グループ。6期連続の増益に加えて、PER6.3倍という超割安水準も見逃せません。
⑥ 北洋銀行(8524)|約57,100円
北海道の地銀。**増益率24%**という高成長に注目。地方創生の動きとも関連性があり、今後の展開にも期待がかかります。
⑦ 日東精工(5957)|約57,800円
工業用ファスナーなどニッチな分野で強みを持つメーカー。PERは9.1倍。安定収益が期待できる堅実株です。
⑧ 大同メタル工業(7245)|約59,800円
自動車用ベアリングの国内大手。自動車産業全体がEVシフトを進める中、周辺部品メーカーの安定需要が続きそうです。
⑨ ワコム(6727)|約61,500円
ペンタブレットで有名な企業。クリエイティブ需要の増加や、教育用途でも注目されています。3期連続増益&PER9.7倍と投資妙味あり。
⑩ 九州フィナンシャルグループ(7180)|約72,000円
九州地方を地盤とする金融グループ。5期連続で増益しており、地方経済回復とともに成長が見込めます。
少額投資こそ「企業選び」がカギ!
10万円以下で購入できるということは、複数の銘柄に分散投資がしやすいということでもあります。
たとえば10万円を1社に集中するのではなく、5万円ずつ2社に投資すれば、リスクを分散しながら異なる業種に分けて投資することができます。
ただし、株価が安い=お買い得とは限りません。業績が落ち込んでいたり、将来性が乏しい企業も存在します。
だからこそ、今回のように「連続増益+低PER」という基準で企業を絞り込むことは非常に有効です。
まとめ:投資は“高いから無理”ではない
「投資=何十万円、何百万円が必要」と思い込んでいませんか?
今は1万円台からでも始められる時代です。
将来の資産形成のために、まずは少額から“良い企業”を見つけて、コツコツと投資を始めてみましょう。
今回ご紹介した10社は、実績があり、割安で、将来が楽しみな企業ばかりです。
さあ、あなたの「はじめの一歩」はどこから踏み出しますか?
最後に:投資判断はご自身の判断で
本記事でご紹介した銘柄は、あくまで過去の業績や指標をもとにした一例です。将来の株価の上昇や利益を保証するものではありません。
株式投資には価格変動や元本割れのリスクがあるため、最終的な投資判断はご自身の責任で行っていただくようお願いいたします。
ご自身の目的やリスク許容度に応じて、必要であれば専門家にご相談のうえ、慎重にご検討ください。